エゴマニアン～EGOMANIAN～
（そしてこのブログ名はアガマニアン。）
ってこれ、新種のエイリアンではありません。
エゴマ＋マニア＝エゴマを愛する人
つまりエゴマニアン 笑
イベント名からしてパンチが効いてますよね
そんなエゴマニアンを増殖させる取り組みが
とある町で行われているんです。
場所は森林率94％という「あつ森」ならぬ「ほぼ森」な町。
大大大自然に囲まれた
新潟県の阿賀町です。
豊かすぎる自然に加え
”新潟県NO1を誇る高齢化率”
・・・なんて聞きますと
「一見、何もなさそうな町かな？」
って思うじゃないですか。
なのにこの町は私を魅了してやまないんです。
阿賀町の魅力の一つである
農を全身で体感すべく
阿賀町で開催された
エゴマニアン増殖プロジェクト2023
種まき編
に参加してきました。
どんなイベントだったのか
赤裸々に語っていきますよ～
それではエゴマニアン増殖プロジェクト（2023年）
種まき編をガツンとレポートしますっ。
阿賀町エゴマニアン増殖プロジェクトとは？
あまり馴染みがないかもしれませんが
エゴマ油の原料となるのがエゴマです。
エゴマの種まきから収穫まで
まるごと体験できてしまうイベント
それが
『阿賀町エゴマニアン増殖プロジェクト』
です。
今回で2年目になるコン
阿賀町エゴマニアン増殖プロジェクトシリーズは
１年を通じて全５回の開催が予定されています。
- 種まき編：２０２３年５月７日
- 定植編 ：２０２３年５月２８日
- 摘芯編 ：２０２３年８月１１日
- 収穫編 ：２０２３年１０月１日
- 収穫祭 ：２０２４年２月１７日
丸ごとエゴマ体験できるなんて
まさにエゴマニアン！
阿賀町の特産品はたくさんありまして
そのうちの一つがエゴマ油。
大自然のパワーをたっぷり含んだ
品質の良い阿賀町のエゴマ油は
多くの人に愛されているんですよ。
早速買ってきました！
私たちの生活に欠かせない油。
でも、油って身近なものでありながら
実際はどうやって作るかよく分からないですよね？
工業生産が主になっている現代では
普段食べるものの多くは
他人任せになっています。
だから本来日本人が持っていた
食べ物や生き物への感謝の気持ちが
なかなか生まれにくいのが実情です。
そこで・・・エゴマニアンです。
エゴマの生産過程を
種まきから収穫まで年間通して
見るだけでなく”体感”できる
そんな機会ってなかなかないと思うんです。
「エゴマ油買ってね」じゃないの。
「一緒に作ってみようよ」なの。
素敵なお誘いです！
究極の職場・工場見学であり
農業体験までも兼ねてしまうわけで
これは行くしかないじゃない！
と意気揚々と申し込んじゃいました。
エゴマニアン増殖プロジェクト
第1回目は種まき編です。
なんでエゴマ？エゴマの良いところは？
現代の日本人に不足しがちな
油の成分 オメガ3がとれるとして
注目されているのがエゴマ油です。
新たに注目されたものと思っていましたが
実はエゴマの歴史は古く
なんと縄文時代から作られていたそうです。
すごい！
そこから奈良時代～平安時代ころには
エゴマは食用油の主流として
使われるようになっていきます。
けれど、エゴマ黄金時代も長くは続かず。
その後、菜種油が作られて主流になると
エゴマ油は次第に衰退していったんだとか。
それが1990年ころから
「健康に良い」と話題が広がり
再び注目を集めたというわけです。
エゴマ油ってヘルシーなんですよね！
阿賀町では十数年前からエゴマに注目。
町の先人たちが様々な苦労を重ねて
積み上げてきたものが
現在の特産品の一つになっています。
狐の嫁入りバージョンの取扱店はこちらにあります↓
純国産えごま油「狐の嫁入り」 ： 北越産業株式会社 新潟県新潟市新潟県阿賀町産の純国産えごま油「狐の嫁入り」
今ではエゴマを自分の畑で
育てる地元人も増えてきているそうで
イベントの日も配布中のエゴマの種を
もらいに来る方がたくさんいました。
種からもエゴマの香りがします
自分が育てたものがお金にもなるわけで
「エゴマで稼いだお金で孫にお小遣いがやれる」
のようにエゴマが地域に住む方々に
活気を与えている様子が垣間見えました。
エゴマという特産品が
町の人が輝くための活動に繋がっているんだ
そういうところも素敵だなと感じました。
初心者エゴマニアン種まきに挑戦
さて、阿賀町エゴマニアン増殖プロジェクト
第1回目の開催場所は
阿賀町津川にあります北越ファーム（株）です。
北越ファーム㈱では野菜などの生産の他に
実際にエゴマ油の生産販売もされています。
イベント当日はあいにくの雨ではありましたが
ハウスの中での作業なのでノープロブレム。
老若男女が集まりました
エゴマニアン増殖プロジェクトは
私のように土に触ったことがない人でも大丈夫。
諸先輩方から丁寧にご指導いただくことができます。
無農薬自然薯も作られている
目黒農園の目黒さん
自然薯だけでなくエゴマも作られている
エゴマ専門家です。
この他にも
北越ファーム㈱の代表 古俣さんだったり
自然栽培をされている方だったり
専門家からサポートもあって
至れりつくせりなエゴマニアン。
０からしっかり教えて頂けるので
初心者もベテランも関係なく
作業を進めることができます。
こういう風にやるといいよという秘儀も
もったいぶらずに教えてくれます。
阿賀町に集まる方は皆さん
楽しくて気持ちの良い方々ばかり。
楽しい雰囲気の中
種まき作業がどんどん進みます。
阿賀町エゴマニアンプロジェクトおすすめポイント
で、裏のお楽しみがこれです。
地元のこだわり食材を使う料理が評判の
阿賀町の農家カフェ
お茶の間 久太郎さんのお弁当。
久太郎さんのお弁当がこれまた美味しいんです。
参加した裏の目的がこのお弁当だったりして。
阿賀町の地元産食材を使った
身体にも心にも優しいお弁当。
この日はこしあぶらが入っていました。
初めてのこしあぶら
美味しかったです！
さらに阿賀町エゴマニアンのおすすめポイント
でね、阿賀町エゴマニアンのさらに凄いところは
その価格破壊な所。
参加費がなんと・・・たったの1500円。
お弁当付きでこの価格です。
楽しませていただいたうえに
美味しいお弁当まで食べられて
逆にこれで大丈夫なんですか？と心配になるくらい。
でも正直言って
ありがたいです！
いやいや、それより
一番のおすすめポイントなのが人です！
阿賀町のイベントに行くと毎回感じるのが
集まる方々がどなたも素敵な方ばかりだということ。
初めて会った方もお馴染みさんも
とにかく皆さん明るい方ばかりで
お昼休憩も大爆笑の嵐でした。
老若男女関係なく
共に作業をし、お昼を食べ、
語り合い、笑いあう。
もしかしたら昔の日本って
こんな感じだったのかな？
エゴマニアンイベントを通じて
とても素敵な時間を過ごさせていただきました。
ただの農作業イベントと思ったら大間違い。
なんだかほっこりあたたかくなって
阿賀町を好きになれちゃうそんなイベントです。
エゴマニアン増殖プロジェクトは
全部で5回開催予定。
（単発参加もできます）
種まきの次は苗を植える定植編。
その時の様子はこちらです。
エゴマニアンなど楽しいイベントの詳しい日程や案内は
あがまちづくり株式会社のFacebookページで
発表されますの要チェックですよ！
（大体イベント1か月前頃から募集開始になります）
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