エゴマ料理にジビエまで。阿賀町で行われたとんでもない「阿賀エゴマニアン」収穫祭の話。そこで気づいた本当は大切かもしれないことをお話しします。
大勢での飲み会で気疲れしちゃう人はいませんか?
小さい頃に見た酔っぱらった大人たちが苦手で
親戚の集まりってすごく苦手でした。
(お年玉のために仕方なく行っていましたけどね)
実際同じ思いを持つ人は少なくないみたいなんです。
親戚の集まりが苦手な割合 73.6%
という調査結果があるように
(2022年12月調査)
子どもだけじゃなく大人でも
親戚の集まりが苦手な人って結構多いんですよね。
一時期流行った「飲み二ケーション」って言葉も

・いらない
・うざい
・古い
・時代遅れ
という言葉とペアでめっちゃ検索されているみたいで。

飲み会離れが進んでるんですね!
そもそも、数年間の人と会ってはいけない期間を経て
親戚との集まりや地域での集まりって
以前に比べると格段に減っていますよね。
でも、集まりがなくなって本当に良かったのかな?

子どもの頃は嫌いだった“集まり”も
実はとても大切な場面だったのかも・・・
そんなことに気づいてしまいました。
気づいたきっかけは
あがまちファンクラブのイベントでした。
今回は
阿賀エゴマニアンプロジェクトの
フィナーレを華々しく飾る「収穫祭」
の模様をお話します。
阿賀エゴマニアンプロジェクト収穫祭とは?
始まりは2023年5月。
種まきから始まった
阿賀町でエゴマを育てる通年イベント
阿賀エゴマニアン!




種まき・定植・摘芯・収穫の段階を経て
第5回目は最後の締めくくりとなる

わくわくの収穫祭です!
イベント概要はこちら↓
■阿賀エゴマニアン増殖プロジェクト 第5回収穫(2024年)
阿賀町観光協会イベントページ:https://www.aga-info.jp/event/240217/
シリーズファイナル。
今年収穫したエゴマを活かしたスペシャル料理をみんなで作ったり、
もしかしたら本格BBQもあり? 何が飛び出すかわからない、収穫を祝う宴です。
日時:2024年2月17日(土) 午後3時から
集合場所:赤湯温泉青少年旅行村
Map 阿賀町鹿瀬11540-1 (TEL:0254-92-4186)
参加費:無料。ただしバンガロー使用代・宿泊代、入村料は別途。
食材費などかかった経費はワリカン。飲み物は持参。
みんなで育てたエゴマを使ったスペシャル料理ですって~(はあと💖)
ってか、エゴマニアン皆勤賞のために

参加するしか選択肢はなし!
・・・と思ったんですが案内を見ますと
「何が飛び出すか分からない」とな?
しかも宿泊はバンガローで
男女別相部屋らしいんです。
(これ、人見知りにはハードル高め)
この話をオットにしたところ

ママが一人で行くのも心配だし
家族みんなで行く?
ってことで子どもたちに相談してみます。

行く行く~!泊まりたい!

ぜっったいヤダ!
意見が真っ二つ!
繊細なところのあるムスコは
泊りが嫌みたいなんです。

でも、どうしても参加はしたいのよ!
説得にかかります。

BBQあるかもよ!お肉だよお肉!
なんならswitch持っていけば?
私も必死です。

泊りだけは絶対にイ・ヤ・だ!!
ムスコ譲りません。

じゃあさ、泊まらないですぐ帰ってくるならどう?

ちぇっ、それなら仕方ない。行ってやるよ
ということで
宿泊なし宴会だけ参加することになりました!

車なのでもちろんノンアルコールでね!
阿賀エゴマニアン収穫祭ってどんな内容だったの?

阿賀エゴマニアン収穫祭!イエス!(ひとり興奮)
これまでの阿賀エゴマニアンシリーズは
私一人での参加でしたが
今まで不参加のオットも子どもたちも
収穫祭は参加OK。
これまで一度も参加していなくても

誰でも来たれ!だコン
とても懐の深~いイベントがこの収穫祭なんです。
ってことで
誰が来るか分からないうえに
エゴマ以外何が出るかもわからない 笑

謎だらけイベント!
そこが面白いんだけど。
当日。
少しドキドキしながら
会場へ足を踏み入れますと・・・
テーブルいっぱいに料理が並んでいました。



キャー
この他にも・・・
- いぶりがっこチーズクラッカー
- ふきのとう天ぷら
- 馬刺し
- 自然薯焼き
- 本格アクアパッツア
- 特製カルボナーラ
- エゴマのせ五平餅 などなど
まだまだ書き切れないほどの超・豪華メニューだったんです!

初めて食べたのはイノシシ。
しっかり処理してあるのでイノシシ肉も
全然臭くないし柔らかいんですよ!

イノシシって美味しいね!
子どもたちも喜んで食べていました。

これでもか!
たくさんの美味しいものが
波状攻撃のように
わんさかわんさか出てくるんです。

料理が凄すぎました!
でね、さらにもっと凄いことがあったんですが・・・
なんと参加者のお一人が
プロのマジシャンだったんです!
その方とは新潟で活躍中のMagician Ryotaさん。
(写真がなくてスミマセン)
Magician Ryotaさんとは・・・
新潟出身のプロマジシャン。県内中心にステージイベントなどで活躍中
14歳から独学で学んだという驚きと感動のマジックは一見の価値ありです!
Magician Ryota(マジシャンリョータ)インスタ:https://www.instagram.com/magician.ryota

財布を開くと炎がブワァ~っと広がったり
フォークが触っていないのにぐにゃりと曲がったり
会場騒然、大盛上がり!

すっごぉ~い!

度肝を抜かれました
目の前で繰り広げられる華麗なマジックを見て
子どもたちもめっちゃ感動。

爽やかイケメンのMagician Ryotaさん
とっても素敵な方でした~!
阿賀エゴマニアン収穫祭は
美味しい料理に感動マジックショーで
家族みんな大満足。

ホントはお酒飲みたかったんだけどね
ドンマイ。
阿賀エゴマニアン収穫祭で気づいた大切なこと
想像以上の豪華な料理と
衝撃のマジックショーに感動したんですが
色々な大人たちと同じ食卓を囲んで
和気あいあいできたこと。
それが何よりも子どもたちにとっては
よかったんじゃないかと思っているんです。


単なる飲み会じゃないですか!

それはそうなんですけど
我が家では親戚の集まりもそうそうないので
ここまでやんややんやした場は
子どもたちにとっては初めてでした。
子どもたちが集まる場とも違う
真面目な大人が集まる場でもなく
楽しくて元気な”人生の先輩方”が集まっている場。
今では珍しい
親戚の集まりみたいな会で
集まった人たちの人間味が
ダイレクトに伝わってきて
あたたかい温度感を感じました。

子どもたちもいっぱい良い刺激をもらったようです
阿賀町に住んでいるわけじゃないのに
なんだか広い意味での家族みたいな
どんな人も受け入れてくれる大らかさがありました。
子どもの頃は
「酒飲みじいちゃんはメンドクサイ」
って思っていたけど
小さい頃には気づけなかった
場を通じたコミュニケーション。
大切な世代間交流の場だったんだな~と今更気づきました。
阿賀町に行くと
楽しくて優しい大人たちが迎えてくれる
そんな安全基地みたいな場ができたみたいで

子どもたちも”第2の故郷”みたいに感じてくれたら嬉しいな!
現代は人との関係が希薄になっているからこそ
こういった人とのつながりを感じられる場所の
大切さを感じています。
阿賀町に出会えたおかげで
私たち家族の居場所がまた一つ増えました。
古き良き日本の名残りを
程よい距離間で味わえるのが
あがまちファンクラブなのかもしれません。

阿賀町がますます好きになりました!
あがまちファンクラブめっちゃおススメです!