インドア家族が阿賀町のおかげで雪山でウサギ狩りに挑戦した話です。小学生のマタギ初挑戦はどんな結果になったでしょう?
新潟の寒~い寒~い冬。
寒いと外で遊ぶ機会なんてほぼありません。
いやね、私だって
子どもの外遊びが大切なのはわかっています。
だけどスキーやスノボをしない
インドア家族にとって雪国の冬は引きこもるしかなくて。

だって寒いんだもん
はい、私、今までずっとそうやって逃げてきました。
でも、こんな完全なるインドア家族が
この冬すごい体験をしてきちゃったんです。
どんな体験かって?

ふふふ、それはね・・・
本物のマタギと一緒に
冬の雪山でウサギ狩り体験
です。

は?寝言でも言ってるんですか?
そんな声が聞こえてくるようですが
実は今年で2回目となる冬のウサギ狩りイベント。
昨年の様子はこちらです↓
狩りと言っても「ウサギをカメラで仕留める」というもの。

安心してください。
動物愛護的に大丈夫です!
前回、インドアアラフォー女子(私)が
一人参加した伝説のイベントで
これがですね・・・

私史上稀に見る楽しさだったんです!
なんなら
人生観を変えるほどの感動体験だったんです。
で、調子に乗りました。
今回は小学生含むインドア家族全員を
巻き込んで参加しようと目論みます。

乗り気でない家族をあの手この手で誘い込んだわけです。ぐへへ
その結果。
小6インドアムスコ、小1インドアムスメにとって
初めての冬の雪山体験を実現しちゃいました!

ゲーム最高!こたつ大好き!

寒いから外で遊ばな~い
というインドア子どもが
雪山に連れ出されたらどうなったと思います?
今日は
インドア小学生がマタギに初挑戦!
阿賀町冬の雪山ウサギ狩り体験2024
をお送りします。
阿賀町冬の雪山ウサギ狩り体験2024とは?

今回も私の大好物!
あがまちファンクラブのイベントです。
イベント詳細はこちら↓
■ウサギ狩り体験2(2024年)
阿賀町観光協会案内ページ:https://www.aga-info.jp/event/240224/
勢子(せこ、追手)と ぶち場(ぶちば、射手)に分かれ、伝統的なリアルウサギ追い込み体験をします。(鉄砲は使わず、射手はカメラで「仕留め」ます。急斜面を1時間以上歩きます。)
日時:2024年2月24日(土) 午8:30集合~12:00解散予定
集合場所:阿賀町役場駐車場 Map 阿賀町津川580
参加費:1000円(中学生以下無料)
募集人員:20名(要予約)
持ち物:「仕留める」カメラ(スマホも可)、防寒着、スノーシュー(カンジキ)、手袋、帽子、タオル、飲み物、行動食、着替えなど。
案内人は“阿賀のマタギ” 江花一実さんです!
2024年は近年稀に見る少雪の年。

新潟でも雪がないの!
さらに開催前の2週間ほどは春の陽気でして。
本来は雪で覆われる2月なのに
平地では雪が一切ない状況だったんです。

昨年からずっと楽しみにしてたのに
まさか中止なんてことになったらどうしよう・・・
それでも、さすが雪深い阿賀町。
奥に行けば雪のある場所はあるもので
イベント開催中止は免れました!

良かった~!!
阿賀町冬の雪山ウサギ狩り体験に参加してみた
いくら雪が少ないとは言え
スノーシューがないと埋まってしまう程の積雪。
さすが阿賀町の奥地!
さて、このイベントのすごいところは
本物のマタギがガイドをしてくれるというところ。
っと、その前に山に向かって発声練習。

獲物を追い立てる本格的な
「マタギ流の声出し法」を習ってから現場へ向かいます。

ただの大声じゃないんです!声を枯らさずにいかに声を飛ばすかが難しかった~
さらに今年はなんと
マタギファッションへの生着替えもあり!笑

靴下や重ねる洋服の選び方なども
レクチャーしていただいて
お山初心者にはとっても勉強になりました。


お尻の毛皮はタヌキがオススメなんですって!初耳~!

熊だと間違って撃たれるかもしれないコン!
さて、現場に到着しスノーシューを装着します。


このスノーシューはAmazonで3000円弱でした
いよいよウサギ狩りイベント始まります!
今回子ども参加は2人だけだったこともあり
マタギ先輩のすぐ後ろに子どもが続くことに。
このとき、いつもゲームやテレビばかり見ている
インドア子どもたちがマタギ先輩の後ろに
ついていけるか心配だったんです。

遅れて他の参加者の皆さんに迷惑かけたらどうしよう・・・。
でもね、初めてのスノーシューだったのに
案外サクサク歩いているんです。
小学1年のムスメも一生懸命サクサクと。


むしろ私の方が遅れちゃうくらい(;^_^A
ムスメなんていつもだったらすぐ

だっこして~
なんていう甘えん坊なんですよ。
なのに大人でも歩きにくい雪道を
慣れないスノーシューを履きながら
泣き言も言わずついていくもんだから
(しかもそこそこ早い!)

母、驚きとともに感動だよ!
途中途中で足跡を見ながら
これはテンの足跡だね~
こっちはキツネの足跡・・・と

マタギ先輩は
子どもたちにも分かりやすく教えてくれます。
昨年も驚いたけど
足跡でどの動物か見分ける特殊能力的なやつ
やっぱり凄すぎる!


フラフラしてるのはタヌキだね!
いくつも足跡を見るうちに
子どもたちもある程度は
足跡が分かるようになっていきました。

マタギ力がアップしてる!
そしてウサギ狩り体験本番。
ムスメ+オット
ムスコ+私
はペアになってウサギを追い立てる役。

道も目印もない山。
ここを子どもと一緒に進むんです。
木が邪魔してうまく歩けないような坂道を
声を出しながら進んでいくインドア親子。

こんな体験なかなかできないですよね!
ムスメもムスコも初体験だったのに
途中で投げ出すこともなく頑張りました!
残念ながらウサギには出会えなかったけれど
そんなことよりなにより
子どもの初めて体験ができたことが一番。

休憩時間にも雪遊びしたり
雪に倒れこんだり
冬遊びも満喫できたみたいです。

こんなことでもなければ
引きこもりの冬なのに
冬も雪も好きになったインドア家族。
阿賀町のおかげでインドア家族でも
冬に外に出るきっかけを与えてもらいました。

個人的には
- 年輪で分かる!木の年齢当てクイズ
- 急にもよおしても大丈夫!山での排泄のやり方
も有意義なお話でした。
マタギの妙技に触れ
雪景色の美しさに癒され
雪の楽しさと厳しさを知り

今年も最高に楽しい時間でした!
あ、そうそう。最後にマタギ先輩が

小学1年生でここまでついてこれるなんてマタギの素質があるかも
なんて言ってくださいまして。
後日のこと。

私ね、マタギになれるんだよ!
と自信がついている様子も
参加してよかったと感じたことの一つです。
学校では絶対習えないような
貴重でかけがえのない冬体験。

楽しかったよ(ボソッ)
阿賀のマタギ 江花さん
阿賀まちづくり㈱さん
こんな楽しいイベントを企画していただいて
ありがとうございました!
それでは最後にウサギポーズでパシャリ


あがまちファンクラブ最高ですっ!