小学1年女児が自信を得たプチ体験とは?阿賀町バッタリンピック

阿賀町バッタリンピックアイキャッチ

阿賀町で行われたバッタリンピックというイベントをきっかけに小学生のムスメが自信を持つに至った体験談をご紹介する記事です。

子供に何をしてあげたらいいか悩んでいませんか?

先が読めない今の時代。

まだ見ぬ未来に大人になる子供たちには
なんとか幸せになって欲しいですよね。

では親として何をしてあげられるでしょうか?

  • 子供のうちからお金のことを学ばせています
  • 好きなことに出会えるよう習い事に通わせています
  • 早くから英語をはじめました

もちろんこの他にも色々な方法を
実践されている方もいらっしゃると思います。

教育ママ子
教育ママ子

私だって色々考えてます!

子供にはこれをさせるといいよ

という話は巷にたくさんあります。

子どもの教育
アヤコ
アヤコ

でも選択肢が多すぎて
結局どれが正解か分からなくて不安なんです・・・

勉強ができるに越したことはないし
運動ができたらなおいいし
コミュニケーション能力が高いならもっと良い

・・・のかもしれないです。

だけど、私はそれよりも子供たちには
この先何が起きても揺るがないような
”強さ”を持って欲しい。

そう考えるようになりました。

子どもの強さ

今の社会情勢を考えると
未来に対して不安が大きいのは私だけでしょうか?

未来が読めない時代からこそ
子供たちの”生きる力”を高めたいと私は思うんです。

とはいえ、生きる力って言われても漠然とし過ぎていますよね。

う~ん、なんというか
自分の軸みたいなものは持って欲しいなと。

AIが台頭してくる世界で
周りに流されて自分の意見が持てない
なんてことにはなって欲しくないですし

ちゃんと一人の”人間”として
自分の足で立って欲しいんです。

子供には強くあって欲しい
アヤコ
アヤコ

心マッチョを希望します!

(なんとなくでもこの気持ちが伝わっていますか?)

で、そうしたときに

私が自己肯定感が低い人間だったから
なおさらそう思うのかもしれないんですが

子供たちには何より”自信”を持って欲しい

そう思うんですね。

何かしら困難な事態に陥った時に
自分を信じられる力があれば
なんとかなるんじゃないかって。

自分のことが信じられないと頑張れない。

「これやってもダメだろうな~」
ってなったら大人でも踏ん張れないですもん。

でもね、自分を信じることができたら
そう簡単には諦めないと思うんです。

YES  I CAN!

そうはいっても
「自信を持たせる」って
実際はそう簡単なことじゃないですよね。

大人ですら自己肯定感が低くて悩んじゃうことがあるもの。

教育ママ子
教育ママ子

子どもは褒めるのが良いって言いますよね?


う~ん、褒めれば
必ずしも自信が持てるわけでもないですよね。

そうした中で
私の娘を見て「自信がついたなぁ」と
明らかに変化を感じた件がありました。

小1の娘なんですけど
とあるきっかけがあってから
以前より自信がついたように見えるんです。

そのきっかけというのが

新潟県の阿賀町で行われた
『バッタリンピック』です。

新潟県観光協会のライターをやっておりまして
2022年に取材させていただいたのが始まりです。

新潟県観光協会公式ブログたびきちに掲載されています↓

阿賀町バッタリンピックとは

■バッタリンピック2023
阿賀町観光協会イベントページ:https://www.aga-info.jp/event/230923/
これは!というバッタを捕ってきてもらい、規定の場所から飛ばして(跳ばして)飛距離を競います。
優勝はもちろん、参加してくれた子供たち全員に何かしらの賞を授けて称えます。

開催日時:2023年9月23日(土) 13:00-15:30
場所:麒麟山公園河原駐車場
Map 阿賀町津川中川原3851
定員:10家族(要予約・大人のみの参加も可)
参加費:1家族1500円(野外保険、ガイド料など)

講師は 鈴木誠治先生(昆虫はかせネットワーク)です

バッタを捕まえてきて
その飛距離を競うってもので
要はバッタのオリンピック的な感じです。

アヤコ
アヤコ

今、「は?」って思いました?

私も最初
「バッタを飛ばすとかそんなの面白いの?」
なんて思ったんですよ。

そもそも私がバッタ苦手でしたし
娘ももちろんバッタなんて興味なし。

ってか、むしろバッタ嫌い。

ライターとして取材という名目でもなければ
行くことのなかったイベントでした。

でも、参加してみたら確実に変化があったんです。

阿賀町バッタリンピックに初めて参加した虫嫌いの小学生ムスメ

ずっと「怖い」「無理」と言って
バッタに全く触れなかった娘が

イベント中にバッタに触れるようになりました。

虫嫌いのムスメバッタ練習中

バッタ人形で練習中の図です↑

バッタが触れるなんてそんなの大したことない・・・?

イベント後からは何かにつけて

ムスメ
ムスメ

Aちゃんバッタ触れるんだよ!

と言うようになりました。

(※Aちゃん=娘は自分を名前で呼びます)

その時の娘の顔がなんとも誇らしげで。

バッタ以外のことでもなんとなく
自信がついたような印象を感じるようになりました。

それから1年が過ぎ・・・

今年も阿賀町で
バッタリンピックが開催されることになり

娘に
「今年はバッタリンピックどうする?行く?」
と聞くと

二つ返事で

ムスメ
ムスメ

行く~!だってAちゃんバッタ捕まえられるもん!

ですって。

阿賀町バッタリンピックに参加した小学生ムスメのさらなる変化

バッタリンピック当日。

昨年は怖くて触れなかったバッタを
今年は次々と捕まえていきます。

本人曰く
「ショウリョウバッタならいける」
そうです。

でも、さすが阿賀町。

LLサイズのショウリョウバッタ
そこそこサイズのトノサマバッタ
キリギリスの類までわんさかいるわけです。

阿賀町バッタリンピックキリギリス
アヤコ
アヤコ

ザクザク獲れます

さすがに娘もそんな大きい強者にはまだ触れません。

その傍らで6年生の兄が
かごに入れるところまでは協力してくれまして
たくさん捕まえることができました。

阿賀町バッタリンピック獲れたバッタ

ただし、娘にとってはデカい。さらに未知。

娘もさすがにひるみまして
いよいよバッタを飛ばすぞという場面で

ムスメ
ムスメ

Aちゃん無理。これは持てない!

と逃げ出しました。

その気持ちよ~く分かります。

私も娘と同じでバッタレベルペーペーですから
大きいバッタはさすがに怖い。

ギザギザ足とか引っ掛かりそうですし
噛まれるんじゃないかと。

そんなとき
イベントを取り仕切ってくださっている
虫博士が娘の不安に気づいてくれました。

昆虫はかせネットワーク代表鈴木先生

↑こちら昆虫はかせネットワーク鈴木先生

ひょいとバッタを持ってじっくり観察。

「この顔を見てごらん。
目の間のこの真ん中に点があるでしょ。

これは目なんだよ。

なんとバッタには3つも目があるんだよ。」

阿賀町バッタリンピックで知った事実
アヤコ
アヤコ

驚きの新事実!

ただ怖がっていた娘の視線がバッタに向かいます。

「バッタは口ではなくここで呼吸するんだよ。
(体のお腹辺りを指して)

人間だったら脇の下で呼吸するようなものだよね。
面白いよね~」

「バッタの口はこうなっているから噛まないよ」

虫博士の話にいつの間にか聞き入っている娘。

虫博士からバッタの話を聞いているうちに
ムスメの警戒心がだんだんと溶けてきたようでした。

そして

ずっと怖くて触れなかった
バッタとの距離が縮んでいき

自分からLLサイズバッタに手が伸び

そ~っと・・・
そ~っと・・・

ムギュ。

阿賀町バッタリンピックで
大きいバッタを触れたムスメ

競技台にのせる場面↑

あれだけ怖かった大きいバッタを
自分の手で持つことができるようになっていました。

昨年は触れもしなかったバッタ。

今年は大きいバッタまで持てるようになりました。

阿賀町バッタリンピックのどでかいバッタ

↑手前のドデカバッタ(推定9センチ)が彼女の成果です

イベントの後も

ムスメ
ムスメ

Aちゃんね、大きいバッタも持てるんだよ!


娘の顔はキラキラ輝いていました。

阿賀町バッタリンピックを通して気づいた環境の大切さ

たかがバッタかもしれません。
でも、バッタが子供を変えることだってある。

親が「バッタ嫌いだから行かない」で終わっていたら
見られなかった世界です。

アヤコ
アヤコ

子供の可能性を狭めていたのは実は私だったのかもな。

子どもの後ろ姿

何か派手なことをしなくても
どこか特別な場所に行かなくても

どこでも体験はできます。

自分にできないことは得意な人に頼ればいいし
周りを見渡してみれば

新しい可能性はどこにだって転がっています。

私も以前よりバッタが好きになって
子供も自信がついてきて

バッタリンピックとの出会いのおかげで
我が家もちょっといい感じ。

バッタリンピック2023

今年もありがとうございました。

阿賀町バッタリンピック2023終了
アヤコ
アヤコ

次回も開催されるかは
阿賀まちづくり(株)さんを要チェックです!

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プロフィール
書いている人
agamaniaアヤコ

【あがまちファンクラブ最強アンバサダー】
新潟のアラフォーママ。2022年に阿賀町と出会いベタぼれ。完全インドア人生からアウトドア派に傾きつつある。田舎暮らしのくせに虫が触れないオット・冬でも半袖短パンの小6ムスコ・かわいいさかりの小1ムスメを巻き込んでアガマニアン計画実践中。『阿賀町で外育』提唱者。

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